高校の種類

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高校の種類 普通高校 選択の幅が広い! どんなことを勉強するの?

基本的には中学校と同じように教科の勉強で、国語・英語・社会・数学・理科・保健体育・体育・家庭科・パソコン等について学びます。つまり、大学受験科目5科目と保健体育や家庭科のセットが基本です。高校2・3年生になると文系学部進学希望か理系学部進学希望か選択させる高校が多いです。理数コースや外国語コース等、ある教科・科目を重点的に学べるコース制を設けている学校もあります。学力的には進学指導中心の学校やいわゆる進路多様校などさまざまです。

普通高校に向いているのはこんな人!

・大学進学を考えている人
・幅広くいろいろなことを学びながら将来したいことを考えたい人
(大学進学以外にも専門学校進学の道もあります)

高校卒業後の進路はどうなってるの?

大学進学・短大進学・専門学校進学・就職など様々です。高校によって大学進学を選ぶ生徒が多い学校や専門学校進学を 選ぶ生徒が多い学校など特徴がありますので、もしどういった学校に進みたいという考えがある程度固まっているのであれば、同じような進路を選んだ卒業生が多い高校を選ぶとより深い進路指導を受けることができるでしょう。また、工業高校や商業高校のよりも進路選択の幅は広がりますので、将来のことがまだ漠然としている人には普通高校をおススメします。

工業高校 ものづくり・機械が好き! どんなことを勉強するの?

5教科の勉強もしますが、全体の1/3程度が工業専門科目です。工業高校は、科によって学ぶ内容が大きくことなります。(機械科・電気科・土木科…など)そのため、入試を受検する段階から学ぶ内容や将来の進路を考えておく必要があります。(1年次はくくり募集で全員が基礎的な共通科目を学ぶ学校もありますが、その場合、高校に入ってからの成績が2年次以降の学科分けに影響しますので注意が必要です。)簡単にいうと、「ひとつの学校の中にいくつもの小さな学校がある」状態です。

・機械系学科 :機械、電子機械、航空車両整備など
・化学系学科 :工業化学、化学工業、設備システム、環境工学など
・電気系学科 :電気、電子工業、情報技術など
・建設系学科 :建築、建設、インテリアなど

工業高校に向いているのはこんな人!

・学びたいこと、就きたい仕事がはっきりしている人
・ものづくり、機械いじりが好きな人
・考えたり、工夫したりすることが好きな人
・図面やイラストを描くことが好きな人

高校卒業後の進路はどうなってるの?

工業高校に対して「工業高校=就職」だと思っている人が多いようですが、実はそうではありません。今は卒業者数の約半分が進学しています。ただし、基本的に学んだ専門に合った進路先に進むことになりますので、入学前からある程度の将来の方向性(進みたい分野)が決まっている必要があります。就職なら、例えば機械科の人だったら製造業を営んでいる企業に就職する人が多いです。また進学を希望する場合は、専門学校でさらに高度な専門知識や技能を習得する場合と、高校で学んだ専門をさらに深めるために大学進学を目指す場合があります。工業高校では専門科目を学ぶために、どうしても普通科の高校生に比べて、一般入試での受験に必要な5教科の勉強量が限られてきますが、推薦入試やAO入試で専門分野の知識やそれに関わる経験をアピールする形で受験する人が多いです。

商業高校 就職対策が充実! どんなことを勉強するの?

5教科の勉強もしますが、全体の1/3程度が商業専門科目です。「ビジネス基礎」・「簿記」・「会計」・「情報処理」・「ワープロ」など総合的に商業科目が学習でき、商業に関する多くの資格を取得することができます。資格や検定の取得を奨励することによって普通高校との差別化をし、高校卒業後の就職などに有利になるよう図っています。学内でビジネスマナー講座や採用試験対策などが積極的に行われるため、普通高校と比べて就職対策が充実していることが特徴となっています。その分、大学進学に必要となる普通教育は軽視されており、理数系の科目や語学(英語)などの授業量が少なく授業の内容も簡単なものになるため、大学を一般入試で受験する場合には不利になることが多いです。

商業高校に向いているのはこんな人!

・高校卒業後に事務職で就職したい人
・社会に出てから必要となるマナーやビジネスの知識を身に付けたい人
(社会経験の一環としてアルバイトが許されている高校もあります)
・就職のために資格を取得したい人

高校卒業後の進路はどうなってるの?

工業高校と同じように、「商業高校=就職」だと思っている人が多いようですが、今は卒業者数の約半分が進学しています。特に近年では、商業高校で取得した資格を活かし、推薦入試、あるいはAO入試による進学者が増えてきてます。また、商学系の大学に進学した場合には、基礎的な科目は高校時に学習をしているので、進学してからの学習活動にも大いにプラスになっています。就職に関しても、商業高校生は身に付けた資格・特技を活かし、現場での即戦力として活躍できるため有利になることが多いです。

総合学科とは?

普通科と専門学科の垣根を取り払い、双方で学ぶ内容が学習できる個性を生かした主体的な学習を重視している学科です。「国語や数学、英語だけではなく、商業や工業、コンピュータなどの専門科目も勉強したい」「まだ、将来の進路を決めていないので高校で勉強しながらじっくり進路を決めたい」といった人にぴったりの学科でしょう。自分の将来の目標とする進路や興味関心に応じて、数多く用意されている選択科目の中から学びたい科目を選び、自分だけの時間割を作ります。こうした特徴のため、原則は単位制となっています。

選択科目は、体系性や専門性などによって関連ある科目でまとめられ、そのまとまりを「系列」と言います。たとえば、「国際・コミュニケーション系列」「情報・メディア系列」「生命・自然系列」「ビジネス系列」などで、この「系列」の分類に学校の特色が表れます。専門学科では、たとえば工業高校の機械科に入学すると、商業に関する勉強をしたくても実現が難しいのが一般です。しかし、総合学科では興味のある複数の系列から、たとえば、工業に関する科目と商業に関する科目を同時に履修できる点が特色です。

1年次のカリキュラムはほとんどが必修科目です。「産業社会と人間」という科目を履修しますが、これは自分はどんな人間なのか、職業とは何か、将来どんな職業に就きたいのか、高校卒業後にはどんな進路があるのか、そのためにはどんな勉強をすればいいのか、といった自分の生き方について考える授業です。この授業を履修した上で、2年次からは、さまざまな選択科目から自分だけの時間割を作成していくことになります。

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